桜美林大学OPAP Vol.21 [思惑ホテル]

今日付のマチネ。


面白かったです。
シンプルだけど効果的な照明の使い方と、写実的なセットが上手く調和していて、物語の中にスッと入って行ける感じ。
「演技」と「セリフ」をしっかり押し出していて、シンプルではあるものの淡泊では無い、しっかりとした「物語」として楽しめた。
ただ、舞台背景として第1次大戦後のパリという事だったのに、所々で入ってきた今時の言葉遣いがぽっかり浮いていた感があった。そこは所謂笑いのファクターだったのだろうけども、何か違和感。


やっぱあれだよね、ミュージカルテンションでやろうとする安易なストレートプレイよりもさ、しっかりしたセリフと演技で構築されたウェルメイドを観た方が勉強になるよね。うん。エンターテイメントって難しい。最遊記とか特に!特に!


あと、桜美林大生は身内が出てるんだか何だか知らないけど幕間に小さい声で喋るのは辞めろ。観に来てるのお前らだけじゃないぜ!