G2PRODUCE「JAIL BREAKERS」
今日付のマチネ


とにかくテンポが素晴らしい。速いテンポで芝居は進んでいくんだけど客を置いてけぼりにさせない場転や二階建て舞台の使い方。あ、G2演出ってこれだなぁと思うような芝居。全体的に。殺陣やりながら場転て。
しかしちょっとストーリーが雑だったかなぁ・・・。よくよく考えてみると「ん?」って所はあるんだけど、全てスピードに押されてそのアラが小さく感じられる。そういう意味でもこの舞台のスピーディーさっていうのは重要だったなぁと。


「アイドル」松岡昌宏のオレイズムというか、ナルシズムというか、それが真ん中芯としてドーンとあって演劇ファンとしては微妙な違和感を感じたんだけれども、それが芯に有る事で出せたグルーヴもこの芝居で重要だったと思うのでまぁ良いかと思うのです。

「必然性の無い歌」ってあそこまで全体から浮くんだなと分かった1幕中盤。


つーか脇を固めるメンバーが凄すぎる。今回のピカイチは大高洋夫と三上市郎とコング桑田。大高さんは悪役がヤバい。悪すぎてカッコいい。三上さんは泣きメロギターソロがもの凄かった。ちょう格好良すぎる。コングさんは存在感だけですげぇ。


あ、久ヶ沢さんはいつも通りだったよ。何でどこ行っても同じに見えるんだろうか。


あ、後まちゃぴこもヤバかった。コスプレショーじゃねぇかやりたい放題だなと思ってたら大!どん!でん!返し!(紅鯨団)な伏線が張ってあって侮れないなって思った。つーか肌が綺麗すぎる。河原雅彦

まぁ皆時間とお金があったら見に行ってみて良いと思います。エンターテイメントだよ。結構空席目立ったよ。当日券が多分売れ行き悪いよ。金をかける価値はあると思いますぜ。