SHINKANSEN RS「メタルマクベス


今日付のマチネ。

とにかく凄い音と光と映像。新感線のエンターテイメントショーを存分に堪能しました。とりわけ凄いのは音ね。生バンドの活きた音が芝居を引き立ててた。やっぱ演劇は音楽ってのも大事なんだなぁと再確認。

ただ、自分の席からはバンドのブース(?)が見えたんですが、中にスタンバイする訳でも無くボーッとしてるだけ(に見えた)人が居たっつうのはちょっと興ざめ。凄い気になった。

脚本は、新感線らしい(初演野獣郎しか観た事無いけど)関西ベタと、宮藤スタイルの独特で破壊力抜群のギャグが半々くらいで上手く調和してたと思う。笑い部分はね。

このクドカン脚色のマクベスと、シェイクスピアマクベスの「悲しみ」は全然違うんだろうなぁと思った。本家マクベス観た事無いから直感、感覚でしか無いんだけど。ああ本家も観たいよね。え?大竹しのぶ

クドカンって林ますみ(字が分からん。和歌山カレー事件)ネタ良く使うよね。鈍獣でも。mikihouse

北村有起哉が好演。あと皆川猿時a.k.a.港カオルと森山未來が割と美味しい所持ってったかなぁと。上條恒彦は流石の迫力と威圧感。粟根さんはパンチ力不足が気になった。これは粟根さんを初めて観たのが「Biggest Biz」だったってだけじゃないと思う。出番数の問題?

内野じゃないランダムスターが観たい。いや別に内野が良い悪い云々って訳じゃ無くて、純粋に他の人が演ったらどうなるのかなっていう好奇心。

内野ファンらしき妙齢婦人達に釣られてスタオベ。もっと自分を持ちたいよねー。

演劇を観る、という気持ちで行った所ぶっ飛ばされました。あれは完成されたエンターテイメントだ。「面白かった」では無く、「楽しかった」。アーティストのライブに行った後のような素晴らしい余韻と充実感と心地よい疲労。12000円の価値は十分あったと思う。皆観てみなさいよ。ということです。


今帰りの電車内です。人身事故at座間、という事で華麗に足止め食らっております。電車が11本も詰まってるんだってさ!死ね!